リハビリテーション
ぱすてるのリハビリテーション=
ことば・気持ち・社会性・運動の発達・日常生活力
の向上に向けての支援を行っています
リハビリスタッフである療法士がお子さんと保護者に働きかける中で、脳内情報処理力の向上や親子の愛着が深まっていくことを目指し、生活がより豊かになるよう支援します。ぱすてるではリハビリテーションを「からふる」と呼んでいます。主治医の指示によって作業療法または言語療法の個別担当による、評価、リハビリテーションが行われます。

」な人が「」に生きることができるように!
療法支援のご案内
個別支援
作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士による、個別の支援・評価を行います。

※作業療法、言語療法を受けられる方へ
年齢、障がいの内容を問わず、リハビリを受けられる期間は、原則1年間となります。 ご希望の方は、お申込みいただいた順に、定員が空き次第、担当スタッフよりご連絡いたします。リハビリ開始までは、概ね3か月程度お時間がかかります。
作業療法(OT)
言語療法(ST)
心理療法(CP)
作業療法(OT)
お子さんに合わせた遊びを提供しながら発達を促し、日常生活で困ったことに対し、関わり方を助言したり便利な道具を紹介します。
身の回りの動作(食事、排泄、着替えなど)の獲得、身体の使い方を教える、手の使い方(鉛筆、箸などの持ち方)、落ち着きがない方へのアプローチ、感覚の過敏や鈍麻のある方への感覚調整アプローチを行います。特に感覚や運動面から分析してお子さんの様子をみていきます。
詳しく知る
    【活動内容】
  • 感覚統合:感覚遊具を使って感覚を調整したり、身体の使い方を促したり、好きな感覚を使って興味や落ち着きを促します。
  • 身の回りの動作の練習:食事動作が苦手、着替えが難しい、トイレができないことなどを運動、感覚的に分析してアプローチします。
  • 身体の使い方が難しい方に、遊具を使いながらバランス力を高めたり、自分の身体の構造がわかるようにアプローチします。(縄跳び、ブランコ、鉄棒、マット運動、跳び箱、ボール遊びで必要な動き方)
  • 手の使い方の難しさ:鉛筆、箸、スプーンなどを持つ練習など、手の操作性を高めます。
    【対象となる方】
  • 身体や手の動かし方が苦手な方体育や工作、楽器操作が苦手な方
  • 姿勢が崩れやすかったり、転びやすかったり、ごろごろ、ふにゃとしやすい方
  • 感覚の過敏や鈍麻のある方:触ることが嫌い、触れないものがある、偏食、音が苦手、人がいるところが苦手など
  • 落ち着きがない方
  • 遊びが見つけられない方
  • 興味関心の幅が狭く、遊びがなかなか発展しない方
  • こだわりがある方
  • コミュニケーションが苦手な方:体が上手く使えるようになるとコミュニケーションが発展します
  • 読み書き、算数が苦手な方
言語療法(ST)
お子さんの成長に合わせた遊びを提供しながら発達を促し、日常生活で困ったことに対して、ご家族の方に対してもお子さんとの関わり方を提案してお伝えしています。
検査や関わりの中で見えてくる様子、ご家族からのお話しなどから、お子さんの発達や言葉の様子を確認します。その様子を基に、それぞれの目標やプログラムを設定し、言語支援を進めていきます。また、園や学校の先生方、施設での担当者とも、連携を深めた支援を大切にしています。
詳しく知る
    【活動内容】
  • 構音検査や口腔機能を評価したのち、聞き取りの練習や、口腔周辺のトレーニング、目的の音に焦点を当てた発音の練習を実施します。
  • 一緒に遊ぶ力は言語発達・コミュニケーションの土台となる力です。体を使った遊び、感覚遊び(ジャンプ、くすぐり、粘土、新聞遊びなど)、絵本、カルタ、ボードゲーム、見立て遊びなど、お子さんの興味に寄り添い、一緒に楽しく遊べた経験を重ね、言語発達・コミュニケーションの土台を育てていきます。
  • お子さんの力を見極めて、スモールステップでの関わり方をしていきます。
  • 不安が強い方に対しては、興味関心のある活動や好きな作業を通して、丁寧に信頼関係を築いていきます。
    【対象となる方】
  • 言葉がなかなか出てこない、言葉の理解が乏しく言葉のやりとりが苦手な方
  • 「さかな」→『たかな』に誤る、全体的に不明瞭など、発音に未熟さがある方
  • 集中力が乏しくソワソワしてしまう。動き回るなど、落ち着かない行動が目立つ方
  • 一方的に話を進めてしまう、相手の気持ちが理解できない、話を聞いていないなど、コミュニケーションや社会性の面で困り感のある方
  • 音を繰り返す、引き伸ばす、言葉が詰って出にくいことがある方(吃音-きつおん)
  • ひらがな・カタカナ・漢字が読めない、文章をすらすら読めない、読解が出来ない、字が書けない、字が汚い、算数が分からないなど、学習に困り事がある方
  • 家では話せるのに、外(学校など)では話せなくなってしまう方(場面緘黙-ばめんかんもく)
  • 学校への行き渋り、不登校で悩まれている方
心理療法(CP)

心理検査
必要に応じて、WISC、WAIS、K-ABC、田中ビネー、鈴木ビネー、新版K式等の知能検査、発達検査を実施 します。
お子さんの知的な発達の状態、特徴を把握することで、支援の方向性を考える材料とします。

こころ支援(カウンセリング)
医師の指示がある場合、臨床心理士による個別のカウンセリングを受けることができます。

こころ支援(カウンセリング)
医師の指示がある場合、臨床心理士による個別のカウンセリングを受けることができます。

集団支援
グループ活動を通して、お子さんの発達を促し、状況の改善を目指します。
担当スタッフは、 作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士です。
LDグループ
不登校座談会
SSTグループ
自閉スペクトラム症
当事者グループ
親子コミュニケーション
支援プログラム
ゲーム・ネット依存
予防グループ
LDグループ (学習障がいグループ)
学習に対して苦手を感じているお子さんに対して、集団を通して 「学ぶことが面白い」「コツコツとがんばる」などの学習に対する意欲の向上を目指します。
読み書きの基盤となる姿勢や眼球運動、バランス、運動、企画、目と手の協調運動などを支援していきます。
ひらがな、カタカナ、漢字に対する読み書きの習得度を評価し、お子さんが普段の生活で活用できる学習方法の提供、支援方法の検討、環境調整などを行います。
詳しく知る
    【対象となる方】
  • 6名程度(原則、作業療法、言語療法を実施されている方)
  • 毎週土曜日 7月〜9月まで月1回 10~3月まで月2回 9:00~12:00 ※年度により回数などは変更有
  • 担当者:作業療法士 言語聴覚士
    【活動内容】
  • 個別学習(音韻操作、語想起課題、視知覚認知課題)
  • 集団学習(身体のバランス練習、手先の運動練習、目の動きの練習など)
  • 文字を使ったレクリエーション(かるた、しりとり、伝言ゲームなど)
  • みんなで体操(だいこん抜き、トランポリン、ブランコ、風船バレーなど)
  • みんなで学習(ブラックBOX、さかなつり、拭き戻し、文字すごろくなど)
※評価に関しては、常時必要な検査を検討し実施しております。
不登校座談会
不登校のお子さんを持つご家族の方を対象に、座談会を行っています。(年5回程度・土曜午前)
毎回、テーマに沿ったお話しのあと、座談会形式で自由にお話しいただいています。
2021年度 テーマの例:学校との関係/親子関係/学習について/進路について/ショートケアで見られる様子や変化など。
SSTグループ
SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは、ソーシャルスキルトレーニングの略で、社会適応に必要なスキル獲得をめざしたトレーニングです。当院では、身体を使った活動を中心に行っています。みんなで楽しく、安心して活動に取り組めることを目標に『できた』『わかった』『やってみよう』と感じる体験を通して、自主性やコミュニケーション意欲に繋げていけるよう取り組んでいます。
詳しく知る
    【活動内容】
  • サーキット遊び/感覚遊び(料理、理科実験、小麦粉粘土など)/制作活動など
  • 元気わくわくグループ
  • 【対象となる方】
  • 小学校1~3年生 作業療法、言語療法の個別支援を実施している方[参加人数は6名]
    ※年度途中で参加人数の変更があります。
    【活動目的と期間】
  • 感覚遊びを通して、発達の土台をしっかりと築き、体の使い方、行動コントロール、集中力、考える力、言葉…などの育ちを促します。
  • グループを通してできたこと、頑張った過程を認め、自信へと繋げます。
  • 小集団の中で、楽しい気持ちを共感した経験、『みんなでできた!』との達成感を育てます。
  • 4月〜翌年3月まで 1年間 計12回
  • 毎月第3水曜日 16:00~17:00
  • 担当:作業療法士、言語聴覚士

    スマイルグループ
  • 【対象となる方】
  • 小学校4年生~中学生 個別支援を実施している方[参加人数は8名程度]
    ※年度途中で参加人数の変更があります。
    【活動目的と期間】
  • 10人弱の小集団の中で、集団が楽しいと感じられる体験、達成感を育てます。
  • 出来たことや頑張った過程をお互いに認め、褒めながら自信に繋げていきます。
  • 感覚遊びに特化し、感覚要求の発散、人と同じ共感・共有を感覚として受け入れる楽しさを知る活動です。
  • 4月から翌年3月まで 1年間 毎月第2・4水曜日 計24回 16:00~17:00
  • 担当:作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士

    まんきつラボ
  • 【対象となる方】
  • 原則、高学年~成人の個別支援を実施している方
    【活動目的と期間】
  • 学校や適応指導教室は怖くて行けない。ショートケアに参加したいが、大きな集団は不安、緊張するため参加しづらいお子さんへ、お子さんの好きな物や得意な物を持参してもらい、より小さな空間で活動する会を提供します。
  • 漫画を読む、得意なゲームを持ちよりスタッフに披露する、工作、料理、理科実験、DVD鑑賞、カードゲーム、ボードゲームなど
  • 令和4年5月~令和5年3月まで1年間 毎月第1水曜日 16:00~17:00 第3水曜日 13:30~14:30
  • 担当:作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士
自閉スペクトラム症当事者グループ『からふるミーティング』
自閉スペクトラム症の当事者の方のための座談会です。他愛のないおしゃべりから、日頃の困りごとや悩み、考えていることなど、自由に気軽にお話ししていただける場です。ゆったりとした雰囲気の中で、お茶を飲みながらお話しませんか?
年に4回ほど開催しています。
詳しく知る
【対象となる方】
自閉スペクトラム症と診断されている方で、当クリニックに通院中の方。主に成人の方
親子コミュニケーション支援プログラム ペアレントトレーニング
「いつも子どもに怒ってばかり・・」
「毎日子どもに振り回されっぱなし・・」
「ほめるのって難しい・・」など、
日々の子育てに難しさを感じる保護者の方向けの講座です。
お子さんとの関わり方のスキルを学び、実際にご家庭でやってみることで、お子さんとのコミュニケーションがより スムーズになることを目指します。
詳しく知る
    【活動内容】
  • “ほめる” “指示する” “スルーする” などの子育てのスキルを学び、ロールプレイやご家庭での実践(ホームワーク)を通して身につけていただきます。
  • 入門講座 : 1回の講座で概要をお伝えする、ガイダンス的な講座
    連続コース: 1回90分の講座×月2回×3か月(全6回)

    ※感染症蔓延状況によっては、グループでの連続講座は休止します。単発の座学は、入門講座のみ感染予防対策をしつつ、開催しています。(年4回/水曜 午後)

    【対象となる方】

    当院通院中のお子さんのご家族の方

ゲーム・ネット依存予防グループ
「毎日ゲームばかりで少し心配」「ゲームをなかなかやめられない」「暇さえあれば動画を見ている」・・・そんなゲーム大好き!動画大好き!というお子さんのための、ゲーム・ネット依存予防グループです。過剰にはまり込まず、ゲームやネットと上手につきあうためには、ルールを決めることや、注意することだけではうまくいきません。
詳しく知る
ゲームやネットをしていない時間に何をするのか? ほかにどんな面白いことがあるのか?・・
自分で主体的に遊びを見つけていくのは、意外に簡単ではありません。ゲームやネット以外のアナログな遊びを一緒に楽しむことを通して、お子さんが新しい楽しさの発見をし、それをご家庭にも広げていくことを目指します。また、それをサポートするご家族の関わり方や工夫などについてもお話ししていきます。

    【活動内容】
  • ご家族の座談会
  • お子さん対象の会(アナログ遊び、おやこ遊び体験など 現在企画中です)
    【対象となる方】

    ゲームやネットが大好きで、そればかりしている、なかなかやめられないお子さんと、そのご家族の方(当院通院中の方)

まずは、外来診察にお越しください
外来診察させていただき、お子さんの発達状況をお伺いします。リハビリが必要なお子さんに「からふる」をご案内させていただきます。
リハビリテーションを
ご利用される方へ
外来診察入口の右側にリハビリテーション「からふる」の入口があります。
リハビリテーション「からふる」の 看板がある玄関からお入り下さい。
必要な持ち物リスト
    ※は必須となります。
  • 問診票 診察後に次回用の問診票をお渡しします。事前に記入の上、お持ち下さい。
  • 健康保険証
  • 受給者証(医療費助成受給者証)
  •  診察券
  •  予約カード